16代校長 蝦名 賢造
1918年、青森県平内町に生まれる。1941年12月、東京帝国大学経済学部繰り上げ卒業。第1期海軍兵科予備学生として太平洋戦争に参加、海軍大尉。801海軍航空隊通信長。戦争体験「海軍予備学生」、「最後の特攻機-覆面の総指揮官宇垣纏」(中公文庫)「太平洋戦争に死す-第十四期海軍飛行専修予備将校の生と死」などの記録がある。
1945年より、巣鴨経済専門学校教授・北海道大学予科・教養部講師を経て、北海道総合開発委員会事務局次長として戦後北海道総合開発第1期・第2期長期計画の立案にあたる。その後、学界に戻り、北海学園大学経済学部教授、開発研究所長、北海道都市学会会長などを歴任。以来、獨協大学経済学部教授、経済学部長、図書館長を経て、獨協中学・高等学校長を兼任。獨協大学名誉教授。経済学博士。
著書として、「北海道著作集10巻」、「戦争と平和論」(6部作)ほか、「天野貞祐伝」、「石舘守三伝-勇ましく高尚なる生涯」、「隅谷三喜男-学問・思想・信仰」などがある。