獨協
ぶらり旅
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ぬしさ製作所(漆器製造業)
昭和30年卒業 竹俣 瑛二 さん
東京の下町合羽橋本通りにある「ぬしさ製作所」を訪ねました。竹俣瑛二さんは、3歳下の弟さんと一緒に当時都電で獨協中学高等学校に通学していました。在学中はドイツ語クラス、一学年下には 故 古今亭志ん朝(美濃部 強次)さんが在学していました。 大学卒業と同時に家業の「ぬしさ製作所」で働きました。この製作所は、戦後の第2回国会以来70年以上、「氏名標」作りを一手に請け負っています。「指名票」とは国会の机の上の議員の名前が入った漆塗りの木柱です。また「投票用の木札」も制作しています。70年以上も同じ木柱が使われています。議員が引退、落選すれば名前を消し、そのあとに新たに書き込みます。前職の分はそのまま使えるので、新たに作るのは新人と元職のもの。氏名標は長い国会の歴史、日本の歴史、そのものだと竹俣 瑛二さんは言います。
ACCESS
東京都 台東区 松ヶ谷3-4-2